【医院経営講座②】売上規模で1億~2億円前後の医院は財務状態に要注意です!!
売上1億~2億円前後の医院は財務状態に要注意です!!
私には全国から大勢の開業医の方が
経営相談に来られます。
これまで述べ千人以上の開業医にお会いしました。
以外かもしれませんが、
財務的に一番問題があるのは売上規模で
1億~2億円前後の医院です。
この規模の医院は、あらゆる売上階層の中で、
借金返済で苦しんでいる医院が少なくありません。
その中でも債務超過といって
財務的には倒産寸前の医院も珍しくありません。
というのは、売上規模で
1億~2億円前後の医院というのは、
売上規模で数千万円の医院と違い、
医院設備にそれなりの投資をしている分、
借金の金額が大きくなりがちだからです。
最新の高額医療機械をずらっと揃えたり、
分院経営などによって
借金の金額が大きいにも関わらず、
院長先生に人材の育成能力が不足していると、
院長先生は借金返済のために
睡眠時間を削って馬車馬のように働くか、
それが出来ない場合、
どんどん借金が膨れ上がっていき、
返済が滞るかのどちらかに陥ります。
ところが、このような財務状態であっても、
院長先生本人はその自覚がなく、
むしろ普通の開業医よりも自分は成功していると
錯覚している方が少なくありません。
そこで当社では、
その医院の財務諸表を詳しく解説し、
このまま行くとどうなるのか?というお話をします。
その院長先生は最初、
「まさか、信じられない」というような表情をします。
今まで自分は成功している部類の
開業医だったと信じてきたのが、
まったくそうではなかったことを指摘され、
受け止めたくないという表情です。
しかし財務諸表をきちんと読める人が読めば、
その院長先生の価値観や医院の問題点まで
おおよそのことが一発で理解できます。
「先生の医院は人やお金の問題で
こういうことが起きていますよね?」と伝えると、
「なんで分かるの?」と驚かれます。
しかし、 モノ言わぬはずの財務諸表が
何よりも雄弁に物語ってくれているのです。
やがてその院長先生は顔が青ざめ、
「税理士が教えてくれなかった」と
最初は他責にします。
そもそも税理士は税務のプロであり、
経営のプロではありません。
ただし、売上で1億円以上をつくれる院長先生は
もともと勤勉・勤労な人が多いため、
一旦経営知識が入ると、
人材がどんどん育ち、生産性が高まり、
その結果、 一気に利益が増え、
内部留保が滑沢な医院へと
変貌していく可能性が非常に高いです。
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医院の経営安全度と成長性を高める
決算書の読み方とは?
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