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医院経営の基礎知識

院長先生が元気で明るいと、経営が順調になる

院長先生が元気で明るいと、経営が順調になる

経営が上手くいっている

歯科医院の院長先生と話すと分かりますが

皆、元気で声が大きく、

声に張りがあり、

たいへん明るい雰囲気を持っています。


これは経営が順調だから

その人の自信にもなっているわけです。

あらゆる経営者は

常に不安と闘っています。


金策の不安、訴訟リスク、従業員の問題、倒産など、

それらを克服した人が

自分のとった行動に自信を持ち、

結果に満足して、

それが経営者の明るさなり

雰囲気につながります。


スタッフ、クライアント、取引先は、

院長先生の苦しい心情など分かりません。

だからこそ、院長先生の

外見なり行動なり雰囲気なりを重視します。

その結果、堂々と振舞っていたり、

自信をもった話し方をしたりする

院長先生に対しては、

スタッフは「この人についていけば

自分の生活は大丈夫」と安心しますし、

クライアントは

「頼りになりそうな院長先生だな」と感じ、

取引先も「順調なんだな」という判断をします。


そういうイメージを持ってもらえれば、

スタッフの精神状態は安定しやすく

良い仕事をしてもらいやすくなりますし、

クライアントがリピーターになってくれやすく、

取引先の人も良いクチコミをするようになります。


こうなると院長先生が元気だから

元気な組織になるのか、

組織が元気だから

院長先生が元気になるのか、

ということになりますが、

自信の無い院長先生、

元気のない院長先生についていこうという

スタッフ、クライアント、取り引き先はいるのか?

ということになります。


だから院長先生は経営者として、

どんなときも例え虚勢であっても、

明るく自信を持って

元気に振舞わなければなりません。

決して弱音を吐いたり、

卑屈な態度を取ったり、

他者のせいにしたりしてはいけません。

そういう経営者には

良い話が舞い込むはずがありません。

厳しい表現になりますが、

院長先生の雰囲気や行動そのものが、

経営状況であると外部から判断される

ということを肝に銘じる必要があります。

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