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歯科診療で治療を終えた患者さんを予防歯科に繋げる方法【前編】

歯科診療で治療を終えた患者さんを予防歯科に繋げる方法【前編】

今回は、歯科医院に

治療目的で来院されるクライアントを

どのように「クリーニング」などの

予防歯科メニューにつなげていくか

についてお伝えします。


突然ですが、

次の数字は何の割合だと思いますか?

「16%」

これは、日本人の歯科医院に

定期的に通っている方の割合です。

(※2012年日本歯科医師会の調査)

日本人の定期受診率


アメリカ・カナダにおいては

56~57%の生活者が

歯科医院に定期的に通っているので、

いかに日本人が歯科医院に

行く習慣がないことがわかります。


ご存知のように、

歯科業界では2000年頃から

予防歯科がブームとなり、

現在では予防歯科をメインに開業することが

当たり前のようにすら感じます。

しかし、生活者の多くが

口腔内の状態が悪くなり

自覚症状がないと歯科医院に行きません。


治療目的のクライアントの内、

何割かでも予防を目的に

歯科医院に通うようになれば

予防歯科の推進となり、

歯科医院経営は大きな転換点をむかえます。


では、具体的にどのようにして

治療目的のクライアントを

予防歯科に移行していけばよいのでしょうか。

基本は単純、

3段階のステップです。

ステップ1 クライアントのニーズを引き出す

ステップ2 カウンセリングを行う

ステップ3 リピート化してもらう

今回は3段階の中で、

一番重要なステップ1

「患者さんのニーズを引き出す」

のポイントを具体的に記載します。


治療目的で来院された患者様の内、

主訴とは別に口腔内の気になる点として、

「歯の汚れ」「歯の黄ばみ」と発言された方は

どのくらいの割合でいると思いますか?

何と「70%」です。


クライアントの7割が

主訴以外の口腔内環境の悩みを

抱えているわけですから、

クライアントから悩みやニーズを

引き出してあげることで

予防歯科にしっかりと

つながる可能性が高いのです。

では、どのようにクライアントから

予防ニーズを引きだせばよいのでしょうか。


実は簡単に引き出せてしまう

最強のツールがあります。


次回、そのツールの活用法について

詳しくお伝え致します。

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