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院長依存から脱却する医院組織のつくり方

院長依存からの脱却!理想のビジョンづくりに必要な2つのこととは?

院長依存からの脱却!理想のビジョンづくりに必要な2つのこととは?

ビジョンとは

心の底から院長がやりたいこと であり、

どんなビジョンを抱くかで

医院経営のスタイル、方向性も決まります。


そこで今回は、

医院経営における理想のビジョンとは何なのか?

理想のビジョンをつくるには何が必要か?

についてお伝えしていきます。


生業、家業、組織経営、、、

理想のビジョンとは?


先生のビジョンを明確にする上で

生業なのか、家業なのか、組織経営なのか、

どのスタイルで経営を行うかを

今一度考える必要があります。

以下、3つのスタイルの詳細です。


生業

経営者とその家族が生きるために行う

職人として自分の好きなものを売る


家業

経営者とその家族の幸福の追求を目的として行う


組織経営

お客様や従業員を含めた

社会の幸福の追求を目的として行う

例えば、

家族が幸せに暮らせればいい、

という思いだけであれば家業。

無理をして組織規模を大きくする

必要性はありません。


ただその場合

デメリットもあります。


利益が残りにくくなってしまったり、

スタッフの定着率低下や

育成が難しくなってしまいます。


勿論、

経営スタイルは

先生の今の時点、今の年齢で

どれが自分にとって幸せかを

軸にして決めて良いと思います。

しかし、

お客さんやスタッフ、取引先が

ついてきてくれるビジョンは

周囲から共感してもらえるビジョン となります。


そう考えると理想のビジョンは

「組織経営」ということになります。


ビジョンというのは

死ぬまでに達成できるかどうかの

壮大なロマンです。

ビジョンは

自分がレベルアップしていくことで

移り変わっていくものです。


大事なことは周りの先生から

称賛されることではありません。

先生が一生涯掛けて

何を目指したいかが大事であり、

達成出来なくても、その目標を目指す旅を

楽しめれば良いと思います。


院長先生も

小さなお店の経営者も

最初は組織経営のビジョンを目指します。

しかし実際に院長先生は、医院経営をしながらも

ご自身で診療を行い、売上利益を上げています。


そういう中で組織経営のビジョンを

ブレずに持ち続けることは

生半可ではありませんよね。

だからやむを得ず、

知らぬ間に生業と家業になりがちなのです。


でもやっぱり院長先生にとっては

組織経営が理想のビジョン。

しかしストイックすぎて

私には出来るのかなというふうに

ご心配になった方もいらっしゃると思います。

ご安心ください。

規模が数千億円などそういうレベルであれば

経営者として利他性を強く持ち、

魂を磨き上げていかなければいけませんけども

先生が目指す規模というのは数億円とか

多くても10億円、20億円位だと思います。


だとすると

普通の大企業の経営者と比較すれば

組織経営は難しくありません。


そこで後半からは

組織経営を目指すために必要な2つのこと

お伝えして参ります。


理想のビジョンづくり、組織経営に必要な2つのこととは?


企業を開業されている方の多くは

最初はほとんどが組織経営者を目指します。

しかし多くの開業医の方は

生業、家業になってしまっています。


その理由の1つは、

社会経済の知識を身に付けていないこと

が挙げられます。

例えばビジョンが無い、とか

このままでなんとかなる、と思ってしまうのは


社会がどう変化しているかという知識が

不足しているからなんです。

日本経済新聞の記事から

社会構造の変化とテクノロジーの進化


これによって自分の人生に

どういうメリットがあるのか

どういうデメリットがあるのか

こういうことを考えていく習慣がとても重要です。

そして組織経営が出来ている経営者との

コミュニケーションの時間を増やされると

ビジョンが浮かびやすいです。


自分のクリニックの規模の

3~5倍の年商を上げている

そして社員の教育も割と出来ている

そんな会社の社長との面談を重ねていくと

自分はまだまだだなという危機感とともに

もっと自分は出来るんじゃないか

こういう未来があるんじゃないか

というふうに夢が膨らんできます。

将来がパーッと見通しが明るくなります


例えば、1970年代。

日本は家族経営の小売店がいっぱいありました。

魚屋、八百屋、肉屋などです。

そういうお店のほとんどが

淘汰されて今は無くなり、

大企業による大型スーパーなどに

なっていきました。


そうした大企業の経営者の多くが

まだ1ドルが360円の時代にアメリカに

1~2週間視察に行っていました。


例えば、八百屋の店主が

アメリカのスーパーマーケットを見ると

自分の八百屋が1株に5個

りんごが乗っかっているのに対して、

アメリカのスーパーマーケットでは

壁一面に何百個というりんごが

ピカピカと光りながら山積みされているんです。


それを見た時に

私の未来はここにあるんだ

と思うわけです。


つまりタイムマシンに乗って

自分の20~30年後の未来が

昔のアメリカにはあったんです。

当時の価値観から言うと

アメリカに2週間行って帰ってくるというのは

大体2,000万円くらいの投資です。

2,000万円を1回の旅行代に使うとしたら

非常に高いと感じるかもしれませんが、

タイムマシンで将来の成功像が見えるとしたら

安い投資となります。


これが今の私達日本人が

アメリカとかヨーロッパに行ったら

20~30年後の世界が学べるかと言えば

そんなことはありません。

だからこそ 新聞を読み込んだり、

組織経営が上手くいっている経営者と触れ合い、

もっと自分は出来るんだ

こんな組織にしていきたいんだというような

ビジョンを明確にしていくことが

非常に重要なのです。


※注意点としては

自分の医院の規模の 最低でも3倍

出来れば5倍以上の経営者の方と

お付き合いください。

なぜなら、2倍程度だと

ほとんどレベルが変わらないからです。



オススメの動画を

ぜひご覧ください!

院長依存からの脱却!

ビジョンづくりに必要な2つのこと!

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院長依存からの脱却!ビジョンづくりに必要な2つのこと!

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