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院長依存から脱却する医院組織のつくり方

臨床の知識を最大限活用する院長先生の効率的な勉強方法

臨床の知識を最大限活用する院長先生の効率的な勉強方法

経営知識を身につけて、培った臨床技術を最大限に活かす

医院組織の発展には、院長先生の

「時間」の遣い方 がとても重要です。


しかしながら、多くの院長先生が、

臨床技術の向上にほとんどのそれを費やします。

臨床技術と経営知識の取得に

「時間」を充てることで、

患者さんの満足度を向上する仕組み構築が進み、

更にはスタッフの医院ビジョンと診療方針の

理解も深まります。


結果、院長先生は集中して、

臨床技術にもとづく良い治療を

多くの患者さんに効率的に

提供することができます。


院長先生の勉強時間がどちらかの片輪に

偏りすぎてしまうと、

下記のデメリットが生まれてしまいます。

患者さんのニーズと乖離

院長先生の勉強時間が

臨床技術に偏りすぎてしまうと、

ニーズとは異なる技術の勉強を

してしまう可能性があります。


基本的にはほとんどの患者さんが

求めている治療に必要な

歯科知識と歯科技術は

開業医の先生であれば

ほとんどの方がお持ちになっているかと思います。

それでも多くの先生が

新しい臨床技術の勉強に費やすのは

診療していく中でレアケースに対して

リスクを減らし、より良い治療を患者さんに

提供していくためであると思います。


一方で、

新しい臨床知識を学び続けないと不安だから、

臨床技術の勉強に力を入れている

先生もおられますが、

ご存知の通り、

目新しい臨床技術を取り入れても、

突出した技術がないと、

収益に結び付けることは難しく、

院長先生の不安はより高まり、

また新しい知識を探すようになります。


新しい臨床技術を身につけても

その価値を患者さんに

理解してもらうことが難しいうえに、

その技術を必要としている

患者さんの数が多くないためです。


上述したように、先生方は

ほとんどの患者さんが求めている治療に

必要な歯科知識と歯科技術は

すでに身につけておられます。


もし、新規のクライアント数が少ないのであれば

まずは医院の強みを訴求するための知識、

集客はうまくいっているものの、

人手不足の課題を抱えているのであれば、

採用力と定着力を上げるための知識といった

経営知識の勉強に力を入れた方が

より効率的にその目的を達成することができます


スタッフの離職率が高まる

院長先生が臨床を一生懸命学んだ結果、

臨床知識や技術が高まる、

つまり専門性が高まると、

実はスタッフがついてこれなくなる傾向があります。


これは職人の世界でよくあることですが、

たとえば高級なお寿司屋さんでは

板前の技術にお弟子さんがついていけないので、

実は非常に離職率が高いのです。


そして板前の技術が高いほど、

お弟子さんとの技術の差が大きくなるので、

お弟子さんに任せることができず、

板前の負担ばかりが増していきます。


これと同様に 院長先生の技術が

とびぬけて卓越すればするほど、

スタッフの離職率は高まり、

先生は大変になります


実際に離職率が高い歯科医院では、

院長先生がスタッフに求める知識や技術の水準が

高すぎる傾向にある一方で、

知識の習得は

スタッフ自身に任せることが多いです。


スタッフの離職率の高さに悩んでいる先生は、

臨床技術の習得時間の割合を考え、

スタッフへの教育、働きやすい仕組みの作り方

といった知識を身につけることで、

自分の負担が減り、

結果的に新しい知識の習得に

より多くの時間を確保することが

できるようになります。


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