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院長依存から脱却する医院組織のつくり方

院長依存から脱却できる 理想の組織のカタチと、階層ごとの役割分担!

院長依存から脱却できる 理想の組織のカタチと、階層ごとの役割分担!

今年、今月の売上利益を気にするのは

本来は院長先生の役割ではありません。

幹部の役割です。


でも 幹部がいなかったり、

いたとしても役割を理解していなければ

院長先生が気にするしかありません。


幹部と一般スタッフが

本来の役割を理解していれば

院長先生の命令が末端まで伝わり、

組織の一番下から院長先生まで

報告が上がってきます。


では、 院長依存から脱却できる組織のカタチ、

階層ごとの役割分担とは

どのようなものでしょうか。

本記事で詳しく説明していきます。


理想の組織のカタチとは?

組織3階層ピラミッドの図

組織は3階層が理想です。

経営者と幹部と一般、

一般は幹部候補生とワーカーに分かれます。


幹部候補生というのは

ワーカーの仕事を行いながら

幹部としての役割も兼務して

行っていくことになります。


この3階層のカタチを築き、

各階層が役割を全うすることが出来れば

院長依存脱却から脱却した組織になることが

出来ます。



各階層の役割とは?

スタッフ採用において

最初から財産としての『人財』は入ってきません。

『人財』にしていくために

『人材』を採用して育てていくということになります。

ではまず 『人材』とはどういう人物なのでしょうか。

これはまっすぐ素直ということです。


『人材』の材は材料の材と書きます。

材木を伐採して使うときに

曲がった木は絶対に使えません。

まっすぐな木でないと使うことが出来ません。

つまり、まっすぐ素直でない方は

雇うべきではないということです。

採用面接で一番見抜かなければならないのは

素直かどうかです。


なぜならワーカーがすべきことは

規律を守ることと、

マニュアルを沢山覚えることだからです。


売上を多く上げれそうとか

経験が長そうだとか

資格を持っているとしても

まっすぐ素直でなければ

『人財』にはなっていかないのです。


また、まっすぐ素直な『人材』を採用したとしても

ベテランスタッフや勤務医の先生、幹部が

規律を守っておらず、院長先生に逆らっていては

当然『人材』を入れてもすぐに曲がってしまいます。


だから上の人間から規律教育する必要があります。

これがあるべき組織の役割分担になってきます。

ですので、どうやってここに近づけていくかが

重要になってきます。


院長依存から脱却し、

人が成長する組織をつくるための

各階層それぞれの役割を以下まとめましたので、

ご覧ください。

経営者5つの役割

【経営者の5つの役割】

①ビジョン構築と経営計画作成

②投資の意思決定

③価格と商品構成の変更

④人事制度決定

⑤規律徹底

幹部の役割

【幹部の役割】

①売上の向上のための新規とリピート化対策

②利益向上対策

③仕組みの構築

実は、今月とか、今年の売上利益というのは

経営者が心配する範囲ではありません。

幹部がいないから院長先生が

今月今年の売上・利益の心配を

しなければいけなくなっています。


従いまして幹部の役割というのは

1年間の売上を上げるための

新規とリピート化対策と、

1年間の利益向上対策です。

これが幹部の役割であり、

求められる能力となります。


その上で、

マニュアルをつくったり、仕組みを作っていく

これが幹部の役割となります。

幹部の仕事はそれだけではありません。

以下の仕事も行います。

幹部の役割

 

①部下の考課

考課とは部下の不足している知識と技能を

明らかにすることが考課です。


②作業割当と教育訓練

作業割当というのは部下の考課をもとに

その部下の能力に応じた作業を

1日単位、または1ヶ月単位で割り当てることです。

そして部下の不足している知識と技能

を教育訓練していきます。


③資産の保全とトラブル対策


④(採用)

括弧が付いているのは

採用には向き不向きがあるからです。

採用できる人、

つまり若者から好かれるような

コミュニケーションを取れる人ではないと

採用業務には向いていないので括弧にしています。

幹部の役割

幹部というのはこの右側の売上利益と

左側の部下の考課、作業割当、資産の保全

これらの役割を担う必要があります。

つまり幹部が一番忙しいのです。

幹部候補生と一般ワーカーの役割

幹部候補生は左側の業務に加えて

ワーカーの業務を行います。


なので左側の業務は

幹部候補生と幹部で被っています。


そして一般のワーカーは

キマリを守り、マニュアルを数多く

マスターすることが役割となります。

このように、各階層ごとの役割を

説明してきましたが、


これらがしっかりと役割分担することが出来れば

院長先生の命令が末端まで通ります。

そして、一番下から院長先生のところまで

報告が上がっていくようになってきます。



↓↓本記事の内容が動画で分かりやすく解説されています↓↓

院長依存から脱却できる 理想の組織のカタチと、

階層ごとの役割分担!

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院長依存から脱却できる 理想の組織のカタチと、階層ごとの役割分担!

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