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院長依存から脱却する医院組織のつくり方

MTGのポイント

MTGのポイント

MTGは院長に依存しない医院を

つくるための重要イベント

MTGはビジョンの共有及び

組織のPDCAにおける

計画・評価・改善の共有が目的です。


院長とスタッフ間の意識や価値観の

共有化を図るとともに、


組織の課題点を明確にして、

その対策のための役割分担を決定します。


つまり 院長に依存しない医院を

つくるための定例イベントです。


従ってMTGでは ビジョンや目標に対する

達成度、課題点、その対策のための

スケジュールと役割分担を

明確にしてから解散することが大切です。


これ無くしてMTGの目的や効果は果たせません。


事前目標と議題なき

MTGの開催や決定なき閉会は、

MTGの時間を完全に無駄にします。

MTG内で教育を行う

MTG内で教育の時間を取るようにすると

更に効果的です。


教育は今の医院に不足している点を補ったり、

強みを伸ばしていくために行います。


MTGで効果を発揮する教育プログラムには、

症例検討会、研修参加報告会、

歯科知識、接遇やコミュニケーション、

社会人としての考え方教育などがあります。


これらのプログラムを全て消化しようと思えば

丸一日が必要で、休診日を一日増やす必要があります。


更に院長はこのMTGを成功させるために、

月に1日相当は準備するための資料つくりに

時間を取られるでしょう

(経営計画の作成・修正も同日に行う)。


事前準備度がMTGの質を左右します。


事前準備を伴ったMTGを継続することで、

何倍にもなってその効果は返ってきます。

他にMTGを成功させるうえで大切なことは、

院長の発言はMTG時間の3割以内に抑え、

スタッフの発言を促進すること です。


それが出来ればスタッフにとって

毎月のMTG参加は何よりも楽しい行事となり、

普段の仕事でも主体性が

発揮されるようになります。


もしスタッフがMTG中に

意見を言いたがらないのであれば、


院長のコミュニケーションに関する

記事をお読みください。


スタッフとの信頼関係の足かせになっている

何かが院長側にあり、

スタッフは心を開かない、考えて発言をしない、

発言による失敗を恐れているのかもしれません。


また声が大きいスタッフの意見が

正しいとは限らず、

全員が賛成する意見が

正しいとも限りません。


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